太陽、海を染めるとき

(C)1961 日活
北川功はブラジル航路の貨客船モンロー号の二等航海士に任命された。2年前、商船大学を北川と同期で卒業した大森が、北川を海員ホテルにかつぎこみ、船員手帳を盗んだ。大森は将来を嘱望されていたが、ふとしたことからやくざになり、この港町のボス飯岡の経営するキャバレー“モンパルナス”の支配人になっていた。彼は恋人冴子のために堅気になる決意をし、600万円を盗み、北川の身代りになってブラジルに行こうとしていた。

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