アヴリルの恋
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何世紀もの間続いている、山あいのトラピスチヌ修道院。アヴリルは、赤ん坊の時に捨てられ、ここの修道院長に拾われた。修道院で過ごし、成長したアヴリル。彼女は間もなく修道女になる儀式を迎える。アヴリルは、ベルデナット修道女から、一緒に捨てられていた双児の兄の存在を知らされる。そして、ベルデナット修道女は、2週間という期限付きで、兄を探すよう勧めるのだった。修道院を出て、山道で画材店の配達トラックに乗ったピエールという青年に出あい、街まで乗せてもらう。兄のダヴィッドは里親のもとで暮らしていた。今は恋人と南フランスに出かけているという。ピエールはアヴリルに、そこまで一緒に行こうと誘うのだった。地中海に辿りつく。兄は恋人と一緒にいた。兄は突然やって来たアヴリルが妹だと聞いて驚くが、すぐに打ち解けあい、南フランスの爽やかな光の中で素晴らしい日々を過ごすのだった。2週間の休暇の最後の日、アヴリルはある決心そして修道院に向かった。