スティーブ・ジョブズ(2015)

(C)Universal Pictures (C)Francois Duhamel
1984年のMacintosh、1988年のNeXT Cube、1998年のiMacと、アップルを変えた3つの重要なプレゼンテーションの直前40分の舞台裏を描く。 1984年。スティーブ・ジョブズは激怒していた。Macintosh発表会の40分前、本番で「ハロー」と挨拶するはずのマシンが黙ったままなのだ。マーケティング担当のジョアンナはカットしようと説得するが、ジョブズは折れない。そこへジョブズの元恋人・クリスアンが、5歳の娘リサを連れて現れる。認知しようとしないジョブズに抗議に来たのだ……。 1988年。Macintoshの売上不振から退社に追い込まれたジョブズが新たに立ち上げたネクストの発表会。にこやかに現れたウォズニアックに、ジョブズはマスコミに自分を批判したのはスカリーに強制されたのかと確かめる。相変わらず傲慢なジョブズに、ウォズニアックはマシンを創り出したのは自分なのに何もしていないジョブズがなぜ天才と言われるのかと憤慨する……。 1998年、iMac発表会。2年前、業績不振でスカリーを解雇したアップルがネクストを買収したのを機に復帰したジョブズは、現在はCEOを務めていた。ジョアンナから莫大な売上予測を聞き、勝利の歓喜に浸るジョブズ。だが一方で、クリスアンが家を売ることを止めなかったリサに激怒したジョブズは、ハーバード大学の学費を払わないとリサへ宣告。ジョアンナは、ジョブズとリサが仲直りしなければ会社を辞めると涙ながらに訴える……。

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