この上なく美しく、そして残酷。世界を魅了した異形の連続猟奇殺人ミステリー『ヒンターラント』公開決定!

(C) FreibeuterFilm / Amour Fou Luxembourg 2021
7月6日(木)

アカデミー賞外国語映画賞受賞作『ヒトラーの贋札』を監督したステファン・ルツォヴィツキーの最新作にして、ロカルノ国際映画祭で観客賞を受賞した『HINTERAND』の邦題を『ヒンターラント』として9月8日(金)より公開されることが決定した。

物語は、戦争ですべてを失った主人公の元刑事ピーターが、かつての戦友たちを標的にした連続殺人事件に直面するところから始まる。日本版ポスターは、歪んだウィーン町並みに立ちすくむ主人公ペーターの姿を映し出しており、全編ブルーバックで撮影されたヴィヴィッドな悪夢的世界観の一端が垣間見えるものとなっている。まるでペーターの心の絶望を表すかのようなキャッチコピー「この狂った世界に、生きる意味はあるか」に象徴される物語の果てに待ち受ける衝撃の結末とは。


監督は実録歴史ミステリー『ヒトラーの贋札』で第80回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した名匠ステファン・ルツォヴィツキー。今作では同じく歴史の暗黒時代に焦点を当てながらも、全編ブルーバックによる撮影で、まるでダークファンタジーのような世界観を立ち上らせる。残酷な戦争の悲劇を、寓話的にそして絵画的に描き出した美しい悪夢のような映像は多くの観客を魅了。ロカルノ国際映画祭では観客賞を受賞、母国最高の栄誉であるオーストリア映画賞で6部門ノミネート、美術賞を受賞するなど高い評価を獲得した。


9月8日(金) 新宿武蔵野館 ほか 全国ロードショー

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作品紹介

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